- 散策した日:2010.04.10.
手前で桜えびを干し、そのはるか彼方に富士山が見える。
そんな写真を撮りたくて静岡県・由比に行ってきました。
- 由比漁協で桜えびを干している場所を聞くと、今年は天候が悪く一度も漁に出ていないので、桜えびを干すところは見れないとの返答。
東名高速道路の桜はまだ咲いていた。
港は漁船でいっぱい。網の手入れをしている漁師さんたちの姿を見る。「桜えびかきあげ」の幟がいたる所にあり。
まだ9時をほんの少し過ぎた時間なのに、「桜えびかきあげ」で有名な「浜のかきあげや」10時開店を並んで待っている人がいました。
漁協の壁面に描かれていた「桜えびを干している」画
由比の町を散策、開店準備中の文政元年創業の蒲鉾やさんで「黒はんぺん」、「いわしの削り節」等を買う。
魚屋、練り製品、桜えびの店が続く昔ながらの町並みの「由比桜えび通り」。
地元の人に勧められた「しらす」、自宅に帰って食べても美味しかった。
由比から久能山に向うバイパスはキレイに整備されていて、右側にはイチゴ栽培のビニールハウスが見える。
久能山の近くの駐車場に車を停めて石段を登る。
見上げると久能山山頂か、振返ると鳥居の先に海が見える。
石段の途中で満開の桜を見ることが出来た。 下方向に鳥居、海が見える。
左を見ても右を見てもイチゴのビニールハウスが見える。
楼門(ろうもん・重文)には「東照大権現」の額が掲げてある。
日枝神社と門をくぐると拝殿になる。
拝殿の横を通り本殿の裏手に神廟・家康公の墓所。
家康の遺骸を埋葬し、西向きに立てられているとボランテアの方が説明をしていました。
三代将軍家光公が植樹され、約350年経ている杉の大木で、この杉に願掛けとして硬貨をそなえると「金の成る木」にあやかり富貴を得られると言われているそうで、私も奮発して100円を樹皮の間にはさみ、祈願しました。
1159段の石段を下りて、駐車場に到着(駐車料金500円)。駐車場脇のイチゴ園はイチゴ狩りの人で賑わっていました。
清水港の魚市場「河岸の市」の中にある「みやもと」で海鮮丼(1,500円)を食べて、三保の松原に行きました。
羽衣伝説で有名な三保の松原。
天女が羽衣をかけたという樹齢約650年の羽衣の松。 売店で名物の静岡おでん「黒はんぺん」に甘辛の味噌と「いわしの削り節」をかけて食べました。
海岸から見る富士山は絶景。・・・しかし今日は富士山は雲に隠れて見えず。
帰りの東名高速を走っていると、雲の間から富士山が見えてきた。