- 山に登った日:2008.08.16.
「八ヶ岳」は長野県と山梨県にまたがる山塊の総称であり、山そのものに八ヶ岳と名付けられた山は存在しない。
自宅を4時50分に出て、観音平駐車場に7時50分に着く。
約50台の駐車場は早朝のためかまだまだ余裕がある。
登山の準備をして8時10分に編笠山に向けて出発する。
道標に従って、ささの茂る平坦な登山道を歩く、
しばらくするとゴロゴロした登山道になる。
雲海を過ぎてしばらくすると岩場が続く。
岩場を歩き続けると前方が開け、押手川に到着。
昔、登山者が水を求め苔の中に手を入れたところ、
そこから清水が湧き出したと言い伝えから「押手川」
と名がついたと書いてあった。
「押手川」を過ぎると、苔むした岩の間を進むと次第に急登になる。
頂上近くの登山道の脇にあった商魂たくましい看板があった。
もうすぐ頂上か・・・
12時25分に岩がゴロゴロとした編笠山山頂に着いた。
山頂はガスで八ヶ岳主峰の赤岳も見えず、5分で下山する。
正面に権現岳を眺めながら岩間の細い道を下りると
ガイドブックにあるが、雲で権現岳は見えず。
青年小屋に向かって下山、雲の流れが速い。
青年小屋は岩の先に見えるのだが、
道標には山頂から20分とあるが、
30分経つのにまだ着かない。
やっとたどり着いた青年小屋の入り口には
「遠い飲み屋」の赤提灯が吊るされていた。
常連の登山者のボトルがキープされているとか。
皇太子が八ヶ岳登山の時、宿泊した小屋で、
記念写真が飾ってあった。
この小屋から権現岳へは1時間30分位かかるらしい。
青年小屋より編笠山を見上げると、先程まで小屋で
休憩していた登山者が岩間を登るのが小さく見える。
青年小屋を14時5分に出発する。
下山の準備、靴紐を締めなおす。
年代物の登山標識を見つけた。
駐車場に16時50分に到着した。
高速道路はお盆渋滞で自宅には22時に無事到着。